5巻の感想記事の検索で訪問してくださりありがとうございます。
更新を予定していましたが、簿記の勉強で追い込みをかけていますので時間が作れませんm(_ _)m
どーも、iegdgdです。
苗字(高橋)について調べていたら高橋くんの漫画が出てきたので試し読みをしました。
岐阜弁の漫画がツボすぎて即購入。それも舞台は大垣っぽい。
私の出身が岐阜県なので一部岐阜弁で感想を書きました(笑)
1・2・3・4巻のネタばれありです。
年下溺愛系ヤンキー×年上アラサー女子の人生と愛の漫画です。恋はおまけなのかな?
自転車屋さんの高橋くん:1巻・2巻・3巻
壊れかけの自転車でトーストをくわえながら通勤する飯野朋子ことパン子。チェーンが外れて困っていたところ地元のヤンキー高橋くんに直してもらうのが出会いです。
私はヤンキーの友達はいませんが、学生時代にこんなヤンキーいたなと思いました。性格もさっぱりしてました。
作中では高橋くんはハッとするイケメンという設定でしたが、私は田舎のヤンキーとして見てます(笑)キャラデザは好みですw
遼平→→パン子な矢印がいつのまにか遼平→←パン子になっていく過程が丁寧に描かれています。
こういう人っているんだろうなと親近感を感じられる主人公2人と登場人物達です。ツレのまさやん、テルちゃんがいい味だしてます。
恋愛はおまけなのか?でもこんなに真逆の2人が恋愛に発展したらどうなるの!30歳だと結婚を意識する年齢だけどあまりこの2人で結婚のイメージはわかないな(笑)でも気になる。あ、え?発展した!!うわー!とテンポがよく読みやすいです。
遼平は思ったことしか言えないけれど、悲しい生い立ちが影響して心に傷を負ったまま生きています。
パン子も自分が我慢すればそれでいいで30年を生きてきているので2人の考え方がまったく別です!
悲しいくらい別!自転車というきっかけがなかったら出会わなかったでしょう!そして2人ともずっと傷ついたまま我慢して生活していたでしょう!
そんな2人が出会ってお互いの人生に関わり始めたのでトラブルや衝突が出てくる出てくるw
衝突してもお互いがお互いを想ってしている行動や行為なので、不器用ながらも自分の言葉で伝えあっていく2人を見ていると読んでいて胸が苦しくなるんですけど、「はよ次のページこい!」となってしまいます。(要は続きが気になるw)
心が通い合っていく展開、構成、魅せ方が素敵な漫画だなと思いました。
1ページを使って「今日で辞めます」のパン子に痺れました。10年もかかってしまったけれど自分を大切にしてくれる人に出会えて教えてもらって気づけてよかったね!よかったよパン子!
たまにシリアスですがパン子がドジなのでちょいちょい挟まれるギャグに笑ってしまいます。手をFAXしたり背中にうんこつけたままだったり(笑)
パン子が好きすぎてすぐ待ち受けにしようとする遼平の溺愛っぷりが好きです。年下ヤンキー溺愛系ってやっば!!!!!
1巻から怒涛の展開で3巻で一区切りがつきますが、4巻からはどうなるんだろう。気になります!
自転車屋さんの高橋くん:4巻
4巻から今まで登場したキャラクター達がうまい具合に絡み合ってきます。遼平の昔の友達、前の職場の元同僚、自分の将来と残される家族についてと…凝縮された1冊でした。
本当にこれは漫画なのかな?漫画を通して私の友達の話を聞いているような感覚に陥ります。(いませんが例えとしてw)
おでかけ後の気まずさのシーンは読んでいてヒヤヒヤしてしまいました。
わかるよともちゃん、言いたいことはわかる!でもそれを言い始めると収拾つかんくなるよ!となる台詞からの流れでした。
ヤリチンと言われて否定しない遼平のこと、ともちゃんが今までの彼氏とガマンして行為をしていたこと、ともちゃんのどこが好きかすぐに言えない遼平のことを絡める先生の手腕…あるあるな男女の話ですよね。(私はありませんが例えとしてw)
この気まずさをどうするんですか?!と思いきや子猫を見に行く流れになってうやむやになりましたw
遼平もともちゃんを転がすのがうまくなってきたな~と思いましたね。3巻までに築いた関係が物語っていますね。大事なことは話し合えてないですけどね!
子猫を譲ってくれた相手がまさかの元同僚には笑いました。でもこの子も仕事は割り切っているんでしょうね。こういう子はいると思います。
ともちゃんが東京に行ってからまさやんが遼平にともちゃんが地元へ帰るのでは?と聞いてきました。
焦る遼平…遼平は遼平で大変な幼少期でしたが、世話をしてくれた祖父を1人にできないという責任感からともちゃんとの結婚を前向きに考えられていない様子が伝わってきましたね。
地元で暮らす人あるあるではないでしょうか。祖父も1人で生活できると思っていてもいつ介護が必要になるかわかりませんよね。
祖父と話をしておくべき点ではありますが話にならないので遼平も惚れたともちゃんの為に家を出ていくと決められなかったんでしょう。
その話を聞いていた祖父が割り込んできて言ったセリフと構図に先生ー!となりました。
おめぇに…で並ぶ3人を丸々1ページでドーンと表現されているシーン。目頭が熱くなりました。ともちゃんと幸せになれって意味がこもっているのかなとひっそり思いたいです。
東京という魔宮に迷い込んだ遼平は清子ちゃんに出会いますがまたしても知り合いが登場。そして君はゲイだったのかという衝撃事実。
カミングアウトと遼平の俺の親父は?のくだりがなかったら地獄のような展開だったのでは。
母は病院に行けば治ると言い、これで祖母も同意見だったらどうなるんだ?!と手に汗を握りましたが祖母は泣きながら彼へ謝罪し心に寄り添ってくれたので私は救われました。
重いテーマを漫画という皿に乗せて最初の1口はびっくりするかもしれませんが、爽やかな味わいで食べやすいですよ~とおすすめしてくるようなこの漫画に先生のシェフとしての腕は超一流だなと感心してしまいます。(この感想は何なんだ…)
一方ともちゃんは再婚した父の家族?に会う展開ですね。隼人くんも設定が重そうだな~。
あとがきでは方向性が定まったと書かれていましたが、私は7割か?3割か?ドキドキします。
おまけマンガ、癒されました。こういうifもいいな~。キュンとしました。遼平かっこよすぎるんやて!
ifでのスケベシーンも読んでみたいです( ^)o(^ )
おわりに:岐阜弁について
大垣で働いたことがあるんですけど、同じ岐阜でもたまに意味がわからなかったんですよね。なに?あんばよ~まわしといたって!って!何をまわすんや!気持ちわかるよ山本君!
そうなんだねをほうか~ほうけ~で返されるとそうかでいいやん!ってなります(笑)
でも遼平とパン子がキスしたあとに遼平が「嫌やった?」に「ややった?」ってふりがなはキュンときましたね。
私だったらややないよ!と返しますがパン子はまだあんばよーなってなかったので2巻に・・・とみせかけて3巻までおあずけでした。
おん・・・と返事するちょっと緊張してて余裕がない遼平もかわいかったよ!3巻読んだら爆発します!