小1・支援学級：発達障害の特性に合わず。オンライン英会話を1ヶ月でやめた親の反省。

どーも、iegdgdです。

小学1年生のわが子は発達障害があり、支援学級に在籍しています。

特性上、習い事どころか、新しい環境に慣れるのも一苦労。

そのため、今まで習い事は一つもしていませんでした。

時々市民プールに連れて行って水に慣れる練習をしています。
www.iegdgd.net

今回は一大決心でオンライン英会話に挑戦しましたが、残念ながら1ヶ月で断念という結果になりました。

子供の英語レベルは簡単な単語がわかるくらいです。トド英語は一応Gです。

色々試行錯誤した様子と親の反省記事になります。

小1発達障害：オンライン英会話に挑戦したきっかけと受講内訳

英語に興味を持った「まさか」の瞬間と、挑戦のきっかけ

ある日、子供が家で英語の遊び歌をうたっていました。

どうやら支援学級の3年生が英語の交流学級で習ったのを教えてもらったそうです。

英会話の習いごとができるチャンス？！

とりあえずオンライン英会話の無料体験を申し込みました。クラウティにしました。

受講内訳：10分レッスンを18回受講し断念

クラウティはゲームレッスンと通常レッスンがあります。

集中力がないので10分レッスンにしました。

ゲームレッスン6回、通常レッスン12回です。週3、4回くらいです。

先生は子供に選んでもらいました。男性講師11回、女性講師7回です。

18回中、講師側からのキャンセルが4回ありました。

男性講師を好んで選んでいましたが、代行や急な変更で女性講師になることも多かったです。

小1発達障害：発達障害の特性から見たオンライン英会話が難しかった点

正直、小学1年生なので早すぎたかな？！と思いました。

それ以外は子供の特性もありますが・・・

初対面・英語オンリー」がもたらす恐怖と緊張

・初対面の人と英語オンリーで話すのが怖いようでした。（隣に親がいて補助有）

・講師の英語が早すぎると聞きとれず嫌になっていました。

・講師の評価制度がなかったため、相性の良いお気に入りの講師を見つけるにはレッスンを受けてみるしか手段がありませんでした。

・相性が合う講師に当たるまで本人がレッスンに耐えられないと感じました。

集中力の維持と、受講画面への「お絵描き逃避」

・集中が途切れると受講画面に絵を描いてしまうことが多かったです。

・私が声をかけてもやめることが難しく…先生も困惑していました。

【最も困難だった点】 発音の繰り返し指導やゲームの敗北によるストレス

・1度言った発音を2回以上やり直しさせられると嫌がりました。

・本人は頑張っているのに英語でもう一度とジェスチャーがあると「なんで？」となり混乱しているようでした。

・ゲームレッスンで負けるとショックで泣いていました。画面から消えたり私が代わりにレッスンを受けていました。

小1発達障害：失敗を避けるための試行錯誤：Geminiを活用した講師への依頼文

途中から私も登録してレッスンを受講してみました。

英語が苦手な私でも10分は緊張し長く感じました。

サポート内容を子供に合わせてカスタマイズしないといけないなと思いました。

ジェスチャーでは限界！AI（Gemini）に助けを求めた理由

講師には日本語が通じないので英文であらかじめ指示を出す作戦にしました。

依頼内容としては「発達障害」であることを伝えて、「ゆっくり話して欲しい」、 「繰り返し指導の禁止」、「途中で遊び歌を入れる」など3つのルールを記載しました。

しかし私の英語力では不可能なのでGeminiで子供の特性を書いた英文を作ってもらいました。

レッスン受講30分前にチャットにコピペしました。

リクエスト多すぎ？！と思いましたが対応してもらえました。

内容は下記になります。

私の子供は6歳（小学1年生）で、発達障害（診断名）の特性があります。

（彼or彼女）のニーズを明確に伝えるため、AIツール（Gemini）を使ってこのリクエストを作成しました。

ポジティブなレッスンにするため、3つの重要なお願いがあります。

1. 対話のみに集中 * スピーキングと対話に厳密に集中したいと考えています。* 塗り絵、書き取り、お絵かきなどの画面上での活動は避けてください。これらは過度に集中しすぎてしまい、対話から意識が逸れてしまう原因となります。* シンプルで一貫したフレーズを使ってください。

2. 訂正のルール（極めて重要）* もし間違いがあった場合：（彼or彼女）に繰り返すように要求することは避けてください。* 代わりに、正しい単語を一度だけ（最大1回まで）優しく伝え、すぐに次の話題に進んでください。繰り返しの要求はストレスの原因になります。

3. 短い気分転換 * 集中力が途切れた場合、素早い休憩としてごく短いシンプルな遊び歌やチャンツ（例：「Head, Shoulders, Knees, and Toes」）を試してみてください。

あなたの忍耐とサポートに感謝いたします！よろしくお願いいたします。

私の英語能力はほぼゼロなのでジェスチャーで伝えるのも限界がありましたが、Geminiのおかげでスムーズに講師へ伝わりました。

もし次回またオンライン英会話を始めるなら、特性を伝えるのは必須だなと思いました。

親が反省した話：特性を無視して環境を選んだ過ち

オンライン英会話は、わが子の特性の中でも特に視覚優位な部分に強く働きすぎたり、逆に聴覚的な集中力が求められすぎたりして、負担が大きかったのかもしれません。

家庭学習もサポートがあればできますし、トド英語も割とスムーズに進んでいたので学研のテキストを使用しているクラウティならできるかな？と考えていました。

しかし日本語が通じないとコミュニケーションが取れているか不安になりますし、対人となると相手にある程度合わせないといけないので、自分のペースでやりたい子供にとってはたった10分でも苦痛だったのかもしれません。

レッスン予約は私が子供に確認して行っていましたが、段々とレッスンが嫌だな～という空気が出てきたので「嫌いになる前にやめる」ことにしました。

頑張れば1年は続けられそうでしたが、嫌いになってしまったら意味がないですしね。

小1発達障害：オンライン英会話を断念した後の英語学習（アプリの移行）

トド英語から移行した理由と次のステップ

小1の4月からトド英語を毎日続けてGまで終わりHを学習中でした。
しかし、単語が文章になってきたので進めるのを嫌がるようになり動画だけ見させています。

でも毎日何かしら英語に触れていたほうがいいかも？！と思いオンライン英会話を選びました。

結果はやめることになってしまいましたが・・・（汗）

【現在進行形】 ゲーム性が強い「マグナ」と「mikan（うんこ英単語）」の感触

やめた後は新しく２つのアプリをダウンロードしました。
「マグナとふしぎの少女」と「英語勉強mikan」です。

マグナは楽しいみたいで夕食後に取り組んでいます。

自分のペースで進められるゲーム性が強いアプリのほうが楽しいようでした。

mikanは「小学うんこ英単語1500」に取り組んでいます。

プレミアムにしないと全部使えなかったので1か月課金しました。

いつまで続くかわかりませんが、1日5分だけでも単語学習を進めていこうと思います。

オンライン英会話は語彙力を増やしてもう少し本人の対人への対応力があがってきたら再開したいなと思っています。