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吾峠呼世晴短編集(ごとうげこよはる)ネタバレあり感想

どーも、iegdgdです。

楽しみにしていた「 吾峠呼世晴短編集 」が発売されました。

鬼滅から知ったので過去作を読むのは初めてです‼

0時から待機してましたがkindle配信は30分たってからでした。

マミコさんと河童がかわいかったです。

どの作品のキャラも個性豊かで面白かったです。

あとがきには迷走されていたと書かれていましたが、ワクワクしながら読めてオチも捻りがあってワニ先生ワールド全開だなと楽しめました。

鬼滅が生まれるまでの過程を知ることができた気がします。

以下はネタバレありの感想です。

過狩り狩り

悪い鬼を狩る話です。

鬼滅のベースになる作品でしょうか。

主人公は基本的に喋らないのですが、淡々と物語がすすみ展開が気になってあっという間に読み進めてしまう作品でした。

ラストに主人公と鬼が戦うシーンで主人公が現在に至るまでの過去が描かれており、片腕がなく目が見えないハンデを背負いながらも圧倒的な強さについてもわかりやすかったです。無駄がない説明でした。

キャラクターも描き方に力が入ってますね。珠世さんはこの頃から美しかったのですね。

シーンが急に変わるのでページを飛ばした!?と錯覚してしまいます。
でもなんとなく雰囲気から日本の鬼たちによる外国からやってきた鬼を退治するシーンが始まったのかな?というのが伝わりました。

戦闘シーンの和柄が登場してきて 気合が伝わってきました。トーンでキメてたのか。

これが始まりだったのかなと思うと胸が熱くなります。


文殊史郎兄弟

妖怪人間ベムですね〜。
法では裁けない悪を退治する殺し屋兄弟の話でした。
孵化させた虫の力を使って兄は声を、弟はカマキリに変態(変身)、強すぎてびっくりしました。
キャラクター設定もシュールでした。兄弟以外も出てきてほしかったですね。

絵柄が砕けてきてパッと見てワニ先生の絵柄だとわかりますね。カマキリは怖すぎますが人対虫の戦闘シーンも読みやすかったです。

兄の攻撃を受けた人が「声は呼吸だ」と感じたシーンが印象的でした。
いつの間にか外に出ちゃってた弟も見た目はカマキリなのに可愛く感じます。笑っていいシーンのかな(笑)

マミコさんの語尾は怖いですが、そこまでひどい人ではなさそう。
復讐を果たした依頼人の子のその後も描かれていてなんとも言えない気持ちになりました。

「…どうだっていいからお父さんを返してよ…」泣けます。

チョコバーのカタキでいたずらされる弟で終わったのであっさりした終わり方で重い話ですが重くなりすぎなくてよかったです。


肋骨さん

何か起きている…怖いことだ…と思わせるシーンから「邪氣に憑かれると人はおかしくなります」のページからの説明シーンで心をつかまれました。気になる!読みたい!と思う気持ちになりますね。

邪氣を浄化する浄化師の話でした。

デコピンで悪い邪氣を幸せな氣に変える設定が展開が早すぎて最初はわかりませんでした。
デコピンの力すごいです。

突然の河童の登場に読んでる漫画の設定を見直しましたがなぜ河童が出てきたのかは最後に判明しました。

みんなに視えないものが視える目で物騒な邪氣からスムーズに悪と対峙する流れになりますが、物騒な邪氣なだけあって相手がサイコパスすぎて怖かったです。

髪の毛がはさみになって攻撃してくるって斬新…効果音からはさみの威力が伝わります。
結構長い戦闘シーンでした。髪対布なので呼吸で戦う鬼滅よりわかりやすかったです(笑)

戦いが終わりフラフラの主人公に「自分のこと大事にしてやりなさいよね」と感謝とともにマミコさんの教えを伝える被害者のみおちゃん。

マミコさんまた出てきた!ドカドカドカと駆け寄るマミコさんを見てマミコさんに惚れてしまいました。

主人公マミコさんじゃない?

今までを振り返って最後に河童に謝罪とお礼を伝える主人公を見つめる河童のコマが素敵でした。涙を流していないけれど心の中で泣いているんじゃないのかな。



蝿庭のジグザグ

長髪男子に弱いので素敵すぎて話が頭に入ってきません(笑)

電話の主が荒っぽくて怖いのですがどんな人物なんですかね。

呪いを解く解術師の話でした。
450時間ほどの訓練で呪術が修得できるなんて怖い世界〜!

シンプルな設定でわかりやすい展開なので作品を読んでください(笑)

やる気のないじぐざぐちゃんがなぜ正義の味方をしているのか…さらっとやんちゃな過去が描かれていましたが短期連載で読んでみたいです。

結構ブッ飛んだお仕置きでヒャーってなりますが夢だと思って読み終えればよろしいかなと。

プライム会員特典で鬼滅の刃が観れます。